夢 - 20210930

女性声優 水瀬いのりと修学旅行で仲良くなる夢を見た。

この数年で間違いなく一番の夢だったので共有させていただく。

 


ーーー以下夢ーーー

 


学校での俺といえば目立たない地味な存在だが決していじめられたり孤立したりしているワケでもなくクラスの全員と普通に日常会話できるくらいで、たまにボソっと面白い発言をするのでそれでクラス中がちょっと笑う、みたいなポジションである。当然特別親しい異性もおず、といった、まあごくごく普通な男子高校生、なんてところだ。

 

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水瀬いのりがクラスにいる。二人きりで喋ったことはないが、俺の冗句で笑っているのを何度も確認している。その程度の関係が、妙に甘くて、酸っぱかった。

 

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今回の夢の舞台は修学旅行。クラスごとにダンスを披露するといった場面。

偶然目の前の列に水瀬が来る並び順に。

 


水瀬は笑いながら、

「お、結衣くんだ〜。結衣くんて、全然踊れなそうだよね笑」

と微笑みながら小馬鹿にしてきた。

 

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恋の暴走機関車、何を思ったか俺は、半笑いで水瀬の頬を、スローモーションで殴るフリをした。

 

これは、「うわあ〜(ゆっくり殴られるフリをする)」というリアクションを期待して、現実の俺が好きな女性によくやる戯(ぎ)だ。それを水瀬にやったら、まさかのドン引き。目は死に、口角は下がり、俺から後退り、「え…」と漏らし、そのまま前を向いて別の人に話しかけていた。

 

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「終わりだ​──────。(©︎黒崎一護)」

 

 


水瀬が話しかけてくれたことに一人で舞い上がり・湧き上がり・否定し・痺れ・瞬き・眠りを妨げる爬行(はこう)する鉄の王女、絶えず自壊する泥の人形、結合せよ、反発せよ、地に満ち 己の無力を知った俺は、まったく気にしてないふりをしながら教師のダンスを機械の様に真似る。

 

 


これは事実だが、水瀬は男性の毛が苦手らしい。一方俺はというと、毛がすごい生えている。手の甲の外側には、ジュプトルリーフブレードのように毛が生えていて、恐らくそれが水瀬の柔らかく、真っ白な頬をかすめたのだろう。夢の中でも、強く、死にたい、と思った。

 

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場面は変わり夕食どき。詳しくは忘れたが、担任教師が何か俺に話しかけてきて、それに軽快に返答した結果、クラスは爆笑の渦につつまれた。視界の隅で確認した水瀬も笑っていて、心の底からホッとした。同時に、調子に乗るのはもうやめよう、と心から誓った。

 

 

 

 


表彰の時間(表彰の時間?)。ダンスに参加した各国の生徒たちが順番に並び、次々と校長先生からメダルを渡されている。

 

 

 

俺の並び順はまったく知らん他校の欧米人に囲まれ、知っている人がほとんどいなかったので心細かった。そんなソワソワしてる俺の耳に入ってきた、突然の美声。

 

 

 

「お〜い」

 

 

 

透き通った水のような、澄んだ湖のような、声。

 

 

 

「結衣く〜ん」

 

 

 

初めて聴いたときから、家に帰って何度も何度も反芻した、声。

 

 

 

「こっち来なよ〜」

 

 

 

水瀬だった。俺の列より10列ほど後ろに並んでいた。水瀬の横には、俺のリア友の山本と、中学の頃の同級生のバスケ部のショートカット女子・佐藤さんが一緒にいた。

 

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俺は急いで水瀬たちの方に行く。

(いやー、俺嫌われたのかと思ったわ〜笑)なんて、俺がつまらないことを口走る前に、山本が

「ウェ〜イwww」とアガりながら拳と拳をくっつける挨拶をやってくる。山本のこういうところが本当に好きだ。それに合わせてバスケ部の佐藤さんと水瀬も、「ウェ〜イwww」と拳を突き付けてきたので、拳をぶつけた。

山本、本当にありがとう。

 


その後水瀬と喋る前に強い尿意で目が覚め出勤した。