ゴキブリの卵を失くした

ゴキブリの卵を失くした。

 

最近、ひとり暮らし用の部屋を借りた。まだ住んでない。7/3から巣鴨で正社員として働くので前日から巣鴨に住むことになった。商店街とか寺が近くにあってかなり立地はいい。人通りが多くてこわくない。安心感がある。部屋は狭いワンルーム。立地をとって間取りを捨てた。なので家賃も安い。けど高層階。オートロック。プラマイプラの方がやや多いと思う。

 

24年間ずっと実家で暮らしてきて家事はレベルゼロ。手伝い系もまるでしなかった。カップラーメンすら親が作る。火が危ないからだめらしい。親に甘やかされて宝のように扱われてきた皺寄せを人生24年目の今清算しなくちゃいけない。かなりウザい。

 

「じゃあずっと実家にいろよ」、禿同。禿同ではあるが、おれは就活がまったくうまくいかなくなった頃に"人の多い電車に乗ると気絶しそうになる"という病気に罹った。強迫性なんとか症というらしい。一度品川で気絶し、おじさんに介抱され、駅で半日くらい寝た。半日は嘘松かもしれない。お金は盗られてなかった。(この時"駅は寝れる"というシステムを知り(尻)、気絶しそうになったら駅で寝ようという滑り止めが生まれて少し気が軽くなった。)

この病気のせいで電車に乗って通勤することが不可能になった。横浜が実家なんすけど、横浜から巣鴨はリアル1時間かかる。8回くらい気絶できる。気絶してばかりじゃ体に悪いから会社まで徒歩15分くらいのところに越したってワケ。

 

今日横浜でバイト後、巣鴨の部屋に寄った。バルサンをしに来た。おれは虫がきもすぎる。おれより虫がきもい人に今まであったことがない。女より虫がきもい自信がある。とくにゴキブリは級が違う。きもい天才。ひとりで住んでてこの人が現れたら、おれは部屋を譲ると思う。そんなのは嫌なので絶対にゴキブリが出ない部屋、というのをバイト中に調べ尽くした。たくさん調べた内容をおれが以下にまとめてあげた。

 

バルサンは当然の儀式!ただしこれで安心はできない!

・隙間を埋めろ!エアコンとか洗濯機のホースの穴はやばい!

・ブラックキャップ×コンバット!これは最強!

・忌避効果の高いハーブを撒け!ハッカ油か、ベチバー!

・除湿機で部屋をサバンナに!

 

他にもあった気がするが忘れた。今思い出せないだけで本気で思い出せば出てくるから大丈夫だ。特に除湿機はかなり効果があるらしい。お母さんに頼んでかなり高い除湿機を買ってもらった。コンプレッサー式というのが特にいいらしい。これを年中つけっぱにして神の部屋にする。余談だがゴキブリ駆除のサイトにゴキブリのイラストはおろか写真まで載せてるやつキチガイだろ。IP抜かれて死ね馬鹿。

 

本当に詳しくなった。ゴキブリの卵の形状すら把握した。把握したものが部屋のバルコニーにあった。壁に張り付いていた。スタン状態になった。一定時間経ち解除されて思考した。

 

ゴキブリの卵はウィルスがはんぱない。素手で触るとやばい。しかも、かなり固く、バルサンとかの薬品を無効化する殻を持っている。こいつを破壊するには100度の熱湯をかけるしかないらしい。100度は沸かすのが怖くて諦めた。熟考の末、バルサンのフタで漕ぎ取ってベランダから落とすことにした。下の階のやつには悪いが人に気を遣ってる場合じゃないから。取った。そして、フタの中を見ちゃった。卵と目が合った。うわっ!って言って仰け反った。もう一度フタを見ると、卵がなかった。落とした。部屋の中なのかバルコニーの外なのか部屋とバルコニーの扉の間なのかわからないところに落とした。ゴキブリの赤ちゃん達は好立地で白を基調としたオートロックで高層階のワンルームマンションでいつか無事に孵ることが決定した。まだ信じられない。

 

急いでバルサンを焚いて部屋をかけ出た。さっき自分で書いた通り、卵にバルサンは効かない。あんだけ調べて把握したことが、パニックになった俺にはわからなかった。もうこれに頼るしかないとバルサンを作動させて、置いてくるはずの荷物も手に持ったままエレベーターは一階に到着した。最悪の最悪。

 

俺が念に明るかったら、たった今新たな能力を授かっていただろう。人のいない八畳以下の密室空間を一定時間100度の熱湯で満たせられる能力。能力名はそうだな…「寂しい熱湯魚(ロウキューブ)」とでも。

 

明日お父さんが来てくれるので一緒にゴキブリの卵を探します。ゴキブリの卵見つけて親子の絆取り戻します。

 

今このブログ書いてて頭にアブみたいな虫が止まった。嫌!と頭をはたいたら、なんと、俺の髪の中で死んだ。何度かはたいても髪の中に固形物の感触があって髪バサバサやったら死んだ虫が足元に落っこちた。本当にきもい。もっといいところで死ねよ。あと虫なんだからヒトのチョップくらい避けろよ。対ヒトのトレーニングをしすぎて虫のスピードを凌駕するようになってしまった。本当にきもい。虫について書いてるのにこんなことある?一生冬がいい。きもいきもいきもいきもいきもすぎる。あー!。

 

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