オオカミ少女と黒王子

 

神、と思ったシーンが3つあった。

 

 

①冒頭のシーン、二階堂ふみ山崎健人が出会うシーン、渋谷のロフトとかあるところ、あそこでゲリラ撮影?みたいで周りの人も「え?二階堂ふみじゃん」みたいにジロジロ見てたり、カメラの前通りそうになって途中で気付いて道を変える人がいたり、周りの人にハラハラした。とてつもない緊張感があの数分にあった。周りの人ひとりひとりに釘付けになってしまった。

 

初っ端のこのシーンで発汗、(この映画神なのでは?)と急に期待し前のめりで鑑賞することになりました。

 

 

 

②今夜はブギー・バッグ / 二階堂ふみ

 

少女漫画の実写でこの歌をあんな尺でやるんですか?二階堂ふみだから?ヒロインが二階堂ふみじゃなかったらこのシーンなかったんじゃないか。ここはガチで最高のシーンだった。ずっと見てたかった。特に「"ビッ"グ・ヒッター」の"ビッ"、「グ"レイ"ト・シューター」の"レイ"のとこで片足でジャンプ(ケンケン?)になるのが可愛くて良かった。

 

 

 

菜々緒がケーキを食いまくるシーン

 

笑っちゃった。菜々緒があの顔でケーキを食いまくる。それをかなりのアップで。二階堂ふみと交互に映るんだけど、ここでは菜々緒インパクトが強すぎて二階堂ふみがどうだったか全然覚えてない。菜々緒ってすごいんだな。口元もだんだん生クリームで汚れてきて、菜々緒菜々緒すごい良かった。

 

 

 

全体的に映し方が神だった。少女漫画実写化にこういう臨場感ある撮り方って珍しくない?

 

あと音楽も良かった。80kidzとかsugar meとか使うのすごいな。

 

 

 

あとクライマックスのテンションの上げ方、超上手くない?泣いちゃったんだが。鳥肌やばかったです。

 

 最近なんだかいけ好かなかった二階堂ふみという女の評価がおれの中で神に。この人めちゃめちゃかわいいですね。悲しい時の演技がやばい。

 


あと、久松郁実のおっぱいの主張半端ないです。ちゃんと制服着ててあんなことなる?


玉城ティナはなんかすごく嫌だった。役のせいってのもあるだろうけど、なんか出てこないで欲しかった。

 

 

 

とりあえずおれが今年見た中で一番面白い映画だった。

 

 

 

 

ひとつ残念だったのは、始めの方のシーン、門脇麦の小学生の弟2人がゲームを取り合うシーンがあったのだが、甘い。全然取り合ってない。もっと激しく力を込めて取り合って欲しかった。この子達セリフは結構いい感じに言えてただけにもったいなすぎる。お前らのその全力でゲーム取り合わない感じがこの映画のノイズになっている。邪魔をするな。現実の生活で誰かとモノを取り合ったことがないんですか?あるよね?その時のことを思い出して演技してくれよ。お前らが大きくなって割と売れた俳優になったとしても、このオオカミ少女と黒王子という作品で手を抜き評価を下げた要因となってしまった過去をおれは多分ずっと覚えているから大いに反省して、今後も頑張ってほしい。